メルセデスの大型改良、
7部品を入れた週末の結果
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メルセデスは第16戦バーレーンGPに、5月のカナダGP以来となる大きなアップデートを持ち込んだ。FIAに出した申告では、フロアボード、フロアの前縁、フロアコーナー、フロア本体、リアサスペンション、リアコーナー、リアボディワークの7部品。理由はいずれも性能向上で、局所的なロード(車を路面に押し付ける力)を増やすもの、気流を整えるものに分類されている。
狙いはフロアの後ろへ流れる空気の質を上げることにある。申告の説明では、フロアボードで圧力の分布を改善して流れの剥離を減らし、前縁には空気を下向きに曲げる要素を足して後方のロードを増やす。フロアコーナーの切り欠きは、ディフューザー(車の底の後端で、床下の空気を広げながら逃がす部分)への流れを良くするよう配置し直した。リアボディワークは後方のフロアへ向かう下向きの流れを増やし、リアコーナーの小さな翼は後輪が作る乱れた空気を抑えるよう形と位置を見直している。
スカイスポーツF1のバーニー・コリンズは、どれもより多くのコーナー速度域で、より効率よくダウンフォースを生むためのものだと説明した。ダウンフォースは、空気の力で車を路面に押し付ける力のことだ。ラッセルは週末の前に、5月の次が10月近くというのは異例で、単独の改良としては大きいが、通常のシーズンなら普通の流れだと話していた。
ところが予選は、アントネッリが4番手、ラッセルが8番手にとどまった。ウォルフ代表は、0.3秒速くなると見込んでいたのに、0.3秒から0.5秒遅くなったように見えると話した。ラッセルは、数字の上ではすべて改善しているが、結果はそうならなかったと述べている。アントネッリは、路面や暑さのせいなのか、新しいパッケージで何かを逃しているのか、見極めるのは難しいと話した。
決勝では、アントネッリが3番グリッドから2位に入った。優勝フェルスタッペンとの差は2.307秒。ラッセルは7番グリッドから出て、49周を終えたところでリタイアした。ウォルフはこの原因をパワーユニットの故障だと説明している。メルセデスは18点を加えて556点とし、コンストラクターズの首位を保った。
