アストンマーティンのタイム差、
シャシーとPUに分けると
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アストンマーティン・ホンダの2026年は浮き沈みが激しい。マレーシアのセパンでは、AMR26で初めて2台そろって予選Q2に進んだ。ところが翌週のシンガポールでは、アロンソがQ1で敗退している。17戦を終えたチームの得点は7点で、コンストラクターズランキング10位にとどまる。
The Race のマーク・ヒューズは、予選のタイム差を、アクセルを全開にしているフルスロットル区間と、それ以外の区間に分けて比べた。セパンでは12番手のアロンソが、フェルスタッペンのポールタイムから2.090秒遅れた。そのうちフルスロットル区間で2.238秒を失い、それ以外の区間では0.148秒速かった。シンガポールでも、差2.85秒に対してフルスロットル区間で3.22秒を失っている。The Race はこの内訳を、パワーユニット側113パーセント、シャシー側マイナス13パーセントとしている。
なぜこうなったのか。AMR26は第7戦バルセロナから第10戦スパまで最初の仕様のまま走り、上位チームが開発を重ねる中で競争力を大きく落とした。第11戦ハンガリーで車全体に手を入れたアップデートが入り、ここで競争力が大きく上がった。次の第12戦ザントフォールトでは9位に入り、アロンソはとても乗りやすい車だと話している。
一方のパワーユニット側では、ホンダが改良版を段階的に入れてきた。ザントフォールトで1段階目を投入し、アロンソの車にはバクーで2段階目が入った。狙いはターボの反応の遅れとドライバビリティの改善だ。ドライバビリティとは、アクセルの操作に対して出力が思いどおりに出るかという扱いやすさのことだ。シンガポールでは、アロンソがQ1敗退後にターボが壊れていると訴え、新しい部品に替えたが、ホンダは不具合を確認できなかった。
The Race は、シャシーのコーナリング性能は十分で、最近は非常に印象的だと評価している。そのうえで、パワーユニットはハンガリー以降、改良を入れるたびに悪くなっているように見えると指摘する。パワーユニットが同等なら、セパン以降はポール争いに加われていた可能性があるとも見ている。
ただし The Race は、ホンダ独自の構造がコーナリング性能を実際より良く見せている可能性や、コースの路面の変化とダウンフォースの違いで数字がゆがむ可能性にも触れ、大まかな傾向として扱うべきだとしている。アロンソは今季7点でドライバーズ17位、ストロールは0点だ。
